神戸新聞NEXT
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 衆院選の投票が兵庫県内各地で進んでいます。これに合わせて、神戸新聞社では「出口調査」を行っています。当落や情勢をいち早く伝える選挙報道には欠かせないツールです。

 出口調査では、投票を終えた人に、誰に投票したかなどをお尋ねします。調査は匿名で行い、回答が他人に知られたり、記録に残されたりすることはありません。

 このデータを集計し、一定の差がついていれば、情勢取材も加味して、開票作業が始まる前でも当選が確実かどうかが判断できるわけです。

 衆院選の県内12の選挙区では、9党と無所属の計56人が争っています。小選挙区比例代表並立制になった1996年以降で最多です。

 既に期日前投票でも出口調査を行い、ある程度の傾向が表れつつあります。ただ、期日前の結果だけを頼りにすることはできません。

 前倒しで投票に訪れるのは、政党や支援団体の人だったり、選挙戦の最中に風向きを変える出来事があったりすれば、投開票日の傾向が違う可能性があるためです。

 このため、期日前と当日の出口調査のデータを総合的に判断することになります。この結果を投票終了後、速やかにお伝えしたいと思います。

 神戸新聞NEXTでは衆院選兵庫県内12選挙区の開票状況を速報、会員向けに出口調査の結果もお伝えする予定です。

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