インタビューに応じるイスラエルのコーヘン駐日大使
 インタビューに応じるイスラエルのコーヘン駐日大使

 米国とイスラエルによるイラン攻撃を巡り、イスラエルのコーヘン駐日大使は6日、先制攻撃だとの国際批判を否定し「イランとの戦争は過去から継続中だった」との立場を示した。東京都内で共同通信のインタビューに答えた。「自衛であり、国際法に基づいた作戦だ」と主張した。

 イラン攻撃は英仏スペインが国際法違反だと指摘している。コーヘン氏は「イランが1979年のイスラム革命以降、イスラエルを破壊しようとしてきた」と話し、イラン代理勢力による攻撃などを非難。イランが核兵器製造につながるウラン濃縮を進めてきたとし、米国が「もう話し合う余地はないと結論付けた」と語った。

 北朝鮮の核開発を例に挙げ「米国はクリントン政権時代に外交的解決を図ったが、今や北朝鮮は核弾頭とミサイルで近隣諸国を脅かしている。当時の世界が、今の米イスラエルのように行動していたら北朝鮮の核はない」と訴えた。

 トランプ米政権が掲げる「力による平和」の考えに「全面的に賛同する」と明言。「ホロコーストを通じて、弱ければ滅ぼされると学んだ」と話した。