阪神・淡路大震災が起きた1995年は「ボランティア元年」と呼ばれる。1年間で全国から延べ137万人が被災地に集まった。若者も多かった。ボランティアたちは、砂ぼこりが舞う焼け焦げたまちで何を思ったのだろう。その経験は今にどうつながっているのか。私たちはまず、石川県・能登半島へ向かった。(上田勇紀)
■もっと早く来ていれば…残した悔い
大規模火災の焼け跡で、がれきの解体作業が音を立てて進んでいた。
阪神・淡路大震災が起きた1995年は「ボランティア元年」と呼ばれる。1年間で全国から延べ137万人が被災地に集まった。若者も多かった。ボランティアたちは、砂ぼこりが舞う焼け焦げたまちで何を思ったのだろう。その経験は今にどうつながっているのか。私たちはまず、石川県・能登半島へ向かった。(上田勇紀)
■もっと早く来ていれば…残した悔い
大規模火災の焼け跡で、がれきの解体作業が音を立てて進んでいた。