勤務時間中にパチンコを繰り返したとして、兵庫県警は31日、東播地域の警察署で勤務する男性巡査部長(39)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。県警の聴取に、巡査部長は「ストレス解消のため、これまでに120回くらい勤務中にパチンコをした」と話しているという。
県警によると、巡査部長は、署の警備部門で勤務していた昨年9月6日午後2時10~40分ごろ、管内にある店舗でパチンコをしたとされる。巡査部長が使っていた公用車が店舗の駐車場に止まっているのに同僚が気付き、店内で巡査部長を見つけた。
県警の調査で、生活支援名目の借金約260万円をパチンコに投じていたことも判明。聴取に対し「家庭の事情で、休日はパチンコに行けなかった。業務を終えて署に帰る途中などに、1回当たり1時間ぐらい打っていた」と説明しているという。