1月10日に32センチの積雪が観測された豊岡市内
1月10日に32センチの積雪が観測された豊岡市内

 神戸地方気象台によると、この冬一番の寒気の影響で、兵庫県内は4日夜から6日ごろにかけて但馬北部を中心に警報級の大雪となる恐れがある。播磨北西部や北播、丹波地域でも山地を中心に積雪が予想される。

 4日正午からの24時間降雪量はいずれも多い所で、県北部で50センチ、県南部の山地で20センチ、県南部の平地で3センチ。5日正午からの24時間でも同程度の降雪が見込まれる。寒気のピークは5日で、同気象台は路面凍結などへの注意を呼びかけている。

 JR西日本は4日のダイヤについて、滋賀県内の北陸線と湖西線で始発から計17本の運転を取りやめると発表。兵庫県内を走行する列車に影響はないが、降雪状況によっては山陽新幹線や他の在来線でも遅れや運休の可能性があるとしている。神戸空港は通常運航の見込み。(上田勇紀、田中真治)