次の災害に備え、引き継ぐべき教訓と課題について語られたパネル討議=8日午後、神戸市中央区浪花町、神戸朝日ホール(撮影・長嶺麻子)
次の災害に備え、引き継ぐべき教訓と課題について語られたパネル討議=8日午後、神戸市中央区浪花町、神戸朝日ホール(撮影・長嶺麻子)

 阪神・淡路大震災から30年に合わせ、「『大災害の時代』へ継承すべきこと」をテーマにした「21世紀減災社会シンポジウム」が8日、神戸市中央区の神戸朝日ホールで開かれた。阪神・淡路で示された課題と教訓を、南海トラフ巨大地震など今後にどう生かすかについて、防災の専門家や被災者支援団体代表らが意見交換。オンラインを含めて約600人が耳を傾けた。(上田勇紀)