神戸新聞NEXT
神戸新聞NEXT

 神戸市は27日、局長級17人の人事異動を発表した。2023年度に開始した公務員の定年延長に伴い、例年より小規模。局長級への昇任は計10人で、女性はうち1人で局長級に占める女性の割合は13%となる。発令は4月1日付。3月31日付で11人が退職する。(金 旻革、井沢泰斗)

 60歳定年を段階的に延長する制度が始まり、延長後に役職を降りる「役職定年」の対象は3人。定年後も「勤務延長」で局長級にとどまるのは7人に上り、都心三宮・再整備事業など主要事業を安定的に進める態勢を意識したという。

 地域協働局長には民間企業出身の金井和之氏を充てる。部局トップの局長に民間人材を登用するのは初めて。新たな局長級の女性として、灘区長に岸上佳代氏を配置する。

 部長級以下の人事異動は3月下旬に発表する予定。

神戸市2025年幹部人事

(局長級)

危機管理監兼危機管理局長(危機管理室長)上山繁