自身の原点となった阪神・淡路大震災当時の活動を振り返る岡田卓也さん=仙台市、宮城県第二工業高校
自身の原点となった阪神・淡路大震災当時の活動を振り返る岡田卓也さん=仙台市、宮城県第二工業高校

 阪神・淡路大震災がきっかけで災害ボランティアに取り組んでいる高校教諭が、宮城県第二工業高(仙台市)にいる。神戸市東灘区出身の岡田卓也さん(48)だ。東日本大震災では、発生直後から宮城県石巻市で復旧支援に従事。3年後に宮城へ移住した。今も能登半島地震の被災地など各地へ足を運ぶ。「活動は阪神・淡路の恩返し。今後も被災地のために動く」と語る。(杉山雅崇)