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 勤務中に職場離脱を繰り返したとして、兵庫県の川西市消防本部は7日、同本部の30代の男性主査を戒告処分にしたと発表した。

 同本部によると、2023年10月から24年2月までの間、上司の許可を得ずに当時勤務していた消防署内の職場から離脱して休憩を繰り返していたという。

 24年3月、別の職員からの市への通報で発覚。主査は「最初は体調が優れずに許可を取って休んでいたが、次第にないがしろになった」と認めているという。

 西川英夫消防長は「消防職員がこのような行為を起こしたことは誠に遺憾。服務規律の徹底と一層の綱紀粛正を図り、信頼回復に努める」とコメントした。(池田大介)