奈良市にある学校のグラウンドで今月10日、落雷があり、部活動中の生徒が救急搬送される事故が起きた。落雷は真夏に多いイメージがあるが、実は春や初夏にも多発し、4月は全国で19万回超、5月は24万回近くも落ちているという。専門家は「油断せずに気象情報を確認する必要がある」と指摘し、黒い雲が近づくなどした場合は、屋外活動を変更するよう呼びかける。
奈良市の学校では10日夕、「落雷によりサッカー中の生徒が倒れた」と119番があり、中高生6人が病院に搬送された。当時、奈良県全域に雷注意報が出ており、事故前に突然雨が強まったという。昨年4月には宮崎市のグラウンドで、高校生がサッカーの試合をしているときに落雷があり、18人が搬送された。

























