兵庫県新温泉町諸寄の諸寄・塩谷浜海水浴場で6日、県内で最も早い海開きがあり、地元の子どもたちが波打ち際で水遊びを楽しんだ。
入り江に白い砂浜と透き通る海が広がり、家族連れなどに人気の海水浴場。かつて県内各地の小中学校が自然学校のカヌーなどで訪れたことから、この時期に海開きの神事を営んでシーズンの安全を祈っている。
この日は近くの明星認定こども園の園児22人が、砂浜を走って海へ一番乗りした。園児の一人(6)は「冷たかったけど、みんなと水をかけ合って楽しかった」と大喜び。諸寄観光協会の渡辺英史会長(40)は「遠浅で波は穏やか。美しい浜を守り、海水浴シーズンを盛り上げたい」と話した。
監視員を配置する海水浴場の開設は7月1日から。(長谷部崇)