神戸新聞NEXT
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 第27回参院選は20日に投開票を迎える。兵庫選挙区では、過去最多タイの13人が激戦を繰り広げている。2016年に改選数が2から3となってからは自民党、公明党、日本維新の会の3党が議席を占めてきたが、今回もその構図が継続するかが焦点となる。

 「SNS選挙」と呼ばれた昨年の兵庫県知事選後、初の国政選挙とあって、全国の注目を集め、多くの政党や政治団体が相次いで参戦。兵庫には、石破茂首相(自民党総裁)をはじめ政党の党首と幹部が絶え間なく来援し、情勢は最終盤まで流動的だ。

 共同通信社の情勢調査では、選挙戦は一貫して知名度の高い前明石市長の無所属新人が優勢とされ、自民や公明の現職のほか、参政新人、国民新人、諸派元職、維新新人がほぼ横一線で競り合う展開となっている。

 選挙戦最終日の19日は、神戸や阪神間の都市部を中心に、各候補者が最後の訴えをする予定で、17日間の舌戦が締めくくられる。(参院選取材班)

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 「神戸新聞NEXT」では20日夜、参院選の開票状況を速報します。出口調査結果もお伝えする予定です。

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