3連休の最終日となった21日、兵庫県佐用町のヒマワリ畑で花が満開を迎え、大勢の行楽客でにぎわった。
同町の南光地域では1990年代、地域おこし事業として休耕田を活用してヒマワリ栽培を始めた。咲き誇った花を長い間、楽しめるよう各地区で栽培時期をずらしており、今年は4地区で計74万本が8月中旬まで順次開花する。
最初に花を咲かせた林崎地区は29万本が植えられ、力強く開いた大輪が一面を真っ黄色に染めている。畑の開放は今月26日まで。続いて東徳久地区は27日~8月3日に開放される。
また、飲食や物販コーナーなどが並ぶ「南光ひまわり祭り」が8月3日まで開催中。最終日の午後8時からは同町商工会による花火大会もある。
各地区のヒマワリ畑の観覧料は、中学生以上200円、小学生100円。同祭り実行委員会TEL0790・82・2521(町役場)
(辰巳直之)