兵庫県内各地では連日、30度を超える厳しい暑さが続くが、23日は二十四節気の一つ「処暑」。暦上は暑さが収まるころとされ、神戸市西区のナシ園「神戸三水園」では秋の味覚の収穫が最盛期を迎えている。
13軒の農家でつくる生産組合が運営する同園は、24ヘクタールで5品種計約9千本を育てる。収穫、出荷作業は品種を変えながら9月下旬まで続き、直売所などで販売する。
組合監事の川本貴行さん(53)は「少雨の影響で大きさは控えめだが、全体的に糖度が高く、甘みがぎゅっと詰まっている」と話していた。神戸三水園TEL078・994・9449
(大田将之)