鼻の中にスプレーするタイプのインフルエンザワクチンの接種を受ける子どもたち=神戸市垂水区学が丘7、たかのこどもクリニック
鼻の中にスプレーするタイプのインフルエンザワクチンの接種を受ける子どもたち=神戸市垂水区学が丘7、たかのこどもクリニック

 兵庫県内のインフルエンザ患者が急増している。県内164カ所の定点医療機関から報告された患者数は直近の調査で前週の約1・7倍の4150人となり、今シーズン最多を更新。1定点当たりでは、明石市や姫路市など6保健所管内で「警報」レベル(30人以上)を超えた。全国的に感染力が強く、重症化しやすいとされる「A香港型」が多く検出され、県などは対策強化を呼びかけている。