高校授業料無償化のオンライン申請システムで不具合が見つかり、文部科学省が利用を停止している件について、兵庫県は23日、県内の私立高校3校に通う生徒の保護者計314人の個人情報が、別の保護者から閲覧できる状態にあったと発表した。うち4人は実際に閲覧が確認された。同省は現在、類似事例がないか全国に確認している。
県によると、閲覧できたのは保護者の名前、生年月日、生活保護受給の有無など。
同システムは2019年度に同省が導入。兵庫県ではこれまで学校側が代理申請する方法を取ってきたが、26年度から保護者が直接申請する方法に変更した。県によると、システム上、学校側が過去に誤って入力した審査前のデータも各生徒の申請画面に残る仕組みになっていた。
今月13日、別の保護者の情報を閲覧した保護者が学校に連絡。翌日、学校から報告を受けた県が同省に伝えた。同省は17日、類似事案がないか確認するよう各都道府県に伝え、システムを停止。27日の再開を目指すとしている。(岡西篤志)























