万博会場で使われた基礎ブロックを再利用した壁画アートに着色するルクセンブルク館のダニエル・ザール館長(左)ら=26日午前、三木市細川町垂穂、ネスタリゾート神戸
万博会場で使われた基礎ブロックを再利用した壁画アートに着色するルクセンブルク館のダニエル・ザール館長(左)ら=26日午前、三木市細川町垂穂、ネスタリゾート神戸

 大阪・関西万博のルクセンブルク館で使われていた建築資材が、三木市細川町垂穂の大型複合リゾート施設「ネスタリゾート神戸」で壁画アートとして生まれ変わり、26日にお披露目された。全長150メートルの万博レガシー(遺産)として、園内を華やかに彩る。

 同館は再利用を前提に設計され、会期終了後はすべての部材が関西各地で活用されている。今回使われたのは、基礎ブロックとして地中で建物を支えていたコンクリート220個で、総重量は540トン。壁画アートは同施設の駐車場を囲む土留めとして整備され、アーティストのKACさん(宝塚市)がパノラマ作品に仕上げた。

 ルクセンブルクの街並みやバラの花、同施設のアトラクションなども描き込まれ、同館の館長を務めたダニエル・ザールさんは「目に見えなかった大切なものを新たなレガシーにしてくれた」と感謝した。(大山伸一郎)