神戸新聞NEXT
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 神戸学院大学(神戸市中央区)は25日、備酒伸彦学長(65)から辞任の申し出があり、受理したと発表した。備酒氏に対し複数の職員がハラスメントを訴え、同大学は学内の調査を経て事実と認定。これを受け、備酒氏は辞任を申し出たという。任期は昨年4月1日から3年間の予定だった。

 同大学広報グループによると、事実として、事務職員5人が備酒氏の学長就任直後の昨年4月から9月ごろの間、威圧的な態度や暴言を受けたと認定した。

 5人は同10月、理事会にパワーハラスメントの被害を申し出、同大学は同12月に弁護士3人による外部の事実確認委員会を設置。ヒアリングなどの結果、今年5月27日付の調査報告書で8件のパワハラがあったと認定し、理事会に報告した。

 備酒氏はいずれについても認め、6月25日付での辞任を申し出た。合わせて同日、「被害者の方に申し訳ないことをした」とする弁明書を提出したという。

 備酒氏辞任を受け、春藤久人筆頭副学長(69)が26日付で学長代理職に就く。春藤氏は同大学総合リハビリテーション学部教授。次期学長については今後、学長選を行い選任する予定。

 同大学は「学生をはじめ保護者、教職員など関係者の皆さまにご心配をおかけしたことをおわび申し上げる。今回の事態を厳粛に受け止め、全ての関係者が安心して学び、働くことができる関係づくりに全力を尽くします」とのコメントを出した。

 同大学は神戸・ポートアイランドと神戸市西区にキャンパスがあり、10学部と大学院8研究科に約1万1千人が在籍する。(合田純奈、久保田麻依子)