北方領土返還要求運動について解説する根室高校3年の日浦悠真さん(左)と角冬陽さん=北海道根室市穂香、北方四島交流センター
北方領土返還要求運動について解説する根室高校3年の日浦悠真さん(左)と角冬陽さん=北海道根室市穂香、北方四島交流センター

 北方領土元居住者の高齢化が課題となる中、返還要求運動の原点の地・北海道根室市では、地元の根室高校北方領土根室研究会(北方研)が出前講座などを通じて全国に島の歴史や文化を伝え、運動を支える。問題意識は九州や沖縄の中高生にも浸透しつつあり、継承に向けた動きが進む。

 北方研は2003年に発足。1年生2人、3年生4人が所属し、自身のルーツがある北方領土について学ぼうと入部する生徒が多い。夏休みと「北方領土返還運動全国強調月間」が重なる8月は、20件ほどの講座を受け持つという。