「日本では早期の外科手術で救えている症例が、ラオスでは見過ごされ死に至っている」と話す窪田昭男医師=大阪市中央区
「日本では早期の外科手術で救えている症例が、ラオスでは見過ごされ死に至っている」と話す窪田昭男医師=大阪市中央区

 東南アジア唯一の内陸国ラオスで、一人でも多くの子どもの命を救おうと、ある日本人医師が小児外科医の育成に取り組んでいる。ラオスは昨年11月、日本との外交樹立70年を記念して天皇・皇后両陛下の長女愛子さまが初の海外公式訪問をされたことでも注目された。ただ、医療資源は乏しく、新生児や5歳未満の子どもの死亡率は東南アジアで最悪レベル。小児外科医はたった1人しかおらず需要は高まる一方といい、現地の状況や課題を聞いた。(広畑千春)

■死を待つ子どもたち