苦痛の少ない環境で家畜を飼育する「アニマルウェルフェア(動物福祉)」を進めようと、食肉加工大手「エスフーズ」(西宮市)の中川佐和子さん(57)=神戸市須磨区=が、国際基準に沿った飼育をしているかをチェックする「アニマルウェルフェア監査人」になった。国際的な認証機関「PAACO(パコ)」の試験を受け、認定された。欧米を中心に13カ国計1650人の監査人が活動しているが、日本人の認定取得は初めて。(金 慶順)
アニマルウェルフェアは欧米を中心に広がる考えで、生産現場、輸送、加工処理の3段階で家畜の扱いが問われる。「パコ」は米国の獣医師協会などが加盟する非営利団体。牛や豚、家禽(かきん)の生産現場、食肉処理などの6分野で監査人を認定し、市場をまたいだチェック機能を支えている。























