神戸・三宮のフラワーロードで急発進した乗用車に3人がはねられ死傷した事故は、1日で発生から1カ月になった。その前日には神戸市中央区と兵庫区で2人が死傷した連続発砲事件も起きた。いずれも人通りの多い白昼の街で発生したが、居合わせた人や子どもの心にどんな影響を及ぼすのだろうか。医師で兵庫県こころのケアセンターの冨本和歩・上席研究主幹(42)は「目撃した人はもちろん、知人や家族から伝え聞いた場合でも心的外傷後ストレス障害(PTSD)になる可能性がある」と指摘する。対処法などを聞いた。(聞き手・広畑千春)
-主な症状は。
「事件事故に遭遇した直後は、思い出したくないのにその出来事を思い出したり、ポジティブな感情が湧きにくくなったりするほか、集中困難や不眠、イライラが続く、必要以上に警戒する-といった急性ストレス反応が出ることがある。通常は自然に回復するが、症状が1カ月以上続き、怖くて外に出られず、欠勤や不登校などの影響が出ているなら、PTSDの可能性があるため、専門医への相談を検討する目安になる」























