私立高校に通う生徒の家庭が負担する施設維持費や冷暖房費などの「学校納付金」の平均額が2026年度は約14万7千円で、約7万3千円だった25年度の約2倍となったことが2日までに分かった。非政府組織(NGO)「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」が調査結果を公表した。26年度から私立も高校授業料無償化の対象となったが、回答した高1の27%は授業料以外の出費を懸念し「私立を選択肢に入れられなかった」とした。

 同団体が提供する給付金制度を利用した家庭を対象にアンケートを実施し、進学時にかかった費用などを尋ねた。中高生125人と保護者425人から回答があった。

 私立高の入学時にかかった他の主な費用の平均額は、入学金が25年度比約2万7千円増の約17万3千円、制服代が約1万5千円増の約10万8千円、パソコン・タブレット代が約8千円増の約9万9千円。子どもが私立高に通う保護者の約半数は「経済的な理由で就学を続けられない可能性がある」とした。