神戸新聞NEXT
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 第29回全国都道府県対抗男子駅伝は21日、広島市の平和記念公園前発着の7区間48キロで争われる。20日は開会式が行われ、能登半島地震の犠牲者へ黙とうがささげられた。チーム紹介時に石川の選手が「ご支援ありがとうございます」と書かれた横断幕を披露。森賀康裕監督は「走っている元気な姿を地元の方々に届けられたら」と語った。

 佐賀の山崎諒介主将(戸上電機製作所)は被災者へ思いを寄せ「今なお日常生活が送れていない方々に少しでも元気を出していただけるよう、一本のたすきに思いを込めて走ります」と選手宣誓した。

 区間エントリーが発表され、新型コロナウイルス禍で中止となった2年を挟んで3大会連続優勝を狙う長野は、箱根駅伝2区2位の鈴木芽吹(駒大)が最終7区(13キロ)を担う。兵庫は全国高校駅伝1区区間賞の折田壮太(須磨学園高)を1区(7キロ)に配置した。