積み重ねてきた入賞回数を「20」の大台に乗せた。兵庫は勢いのある中高生たちが奮起して5位入賞。長野が独走態勢を築く中、しぶとく目の前の背中に食らいつき、山口監督は「兵庫が目指していた駅伝ができた」と胸を張った。
3区への中継まで残り350メートル。2区梅田がぐんと前へ攻めた。4人の先頭争いから抜け出すも、後続がすかさず追い上げてくる。「スピードでは負けない」と今季こだわって磨いてきたスパートで、中継直前にもう一度先頭へ。当日のオーダー変更で急きょ走った前回大会からの成長を、区間2位タイの好走で示した。