中盤の相棒山口が離脱する危機で、連覇への覚悟を語った神戸の扇原=神戸市西区、いぶきの森球技場(©VISSEL KOBE)
中盤の相棒山口が離脱する危機で、連覇への覚悟を語った神戸の扇原=神戸市西区、いぶきの森球技場(©VISSEL KOBE)

 明治安田J1リーグ第30節第1日の13日、3位の神戸は3連勝を狙い、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で、3連敗中の8位C大阪を迎え撃つ。4戦連続の複数得点で、2戦連続完封勝ちと波に乗り始めた神戸。日本代表戦を挟んで11日間の中断明けで残り9戦となり、不動のアンカー扇原は「全員が優勝したい気持ちを存分に出すことが大事」と語った。一問一答は次の通り。

 -主将の山口が長期離脱。チームでどう受け止めて今後に臨むか。

 「蛍君の離脱はチームにとっても本当に痛いが、本人が一番つらいし、悔しい思いをしている。終盤に帰ってくると思うので、しっかり優勝争いをしている状況で待つことがベストだし、蛍君のモチベーションにつながる。チーム全員で乗り越えないといけないし、乗り越えてこそ優勝が見える。僕自身、しっかりチームの先頭に立つぐらいの気持ちで頑張りたい。重要な中盤の選手が抜けたので、より一層頑張らないといけない責任感はある」