サッカー女子のSOMPO・WEリーグ第19節最終日は27日、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸などであり、INAC神戸レオネッサは3-1でセレッソ大阪ヤンマーレディースに逆転勝ちした。FWカルロタ・スアレスがハットトリックの活躍を見せ、2試合ぶりの白星に導いた。INAC神戸は通算13勝3敗3分けの勝ち点42とし、順位は暫定3位のまま。
INAC神戸は立ち上がりに先制されたが、前半20分にスアレスのヘディングシュートで追いつくと、同32分に再びスアレスが頭で決めて逆転。後半8分にも相手守備陣のパスミスを逃さず、スアレスが右足で流し込んだ。
スアレスは今季12ゴールとし、この日得点がなかったC大阪ヤンマーのFW矢形海優(11ゴール)を抜いて得点ランクで単独トップに立った。
リーグによると、INAC神戸のハットトリック達成者は、2021~22年シーズンのFW田中美南(現ロイヤルズ)以来2人目。
リーグ戦は残り3試合で、次節は5月4日に敵地で暫定2位の日テレ・東京ベレーザとの上位対決を迎える。