神戸でのデビュー戦で120分間を戦い抜いた小松蓮(中央)=甲府市、JITリサイクルインクスタジアム
神戸でのデビュー戦で120分間を戦い抜いた小松蓮(中央)=甲府市、JITリサイクルインクスタジアム

 胸に深く刻むデビュー戦となったはずだ。16日、サッカーの天皇杯全日本選手権3回戦で、J1神戸のFW小松蓮(26)が、J2秋田から加入後初出場。降雨の悪条件下、J2甲府と延長戦にもつれる120分間、最前線で奮闘して勝利に貢献も、「一番強く意識したゴールが取れず、まだまだ」と満足しなかった。