国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ」第4日は1日、滋賀県守山市民球場などで行われ、ソフトボール少年女子は決勝で兵庫(選抜)が京都(選抜)を3-2で破り、7年ぶり9度目の優勝を飾った。馬術の少年リレーは兵庫(大谷永吉、大谷文志)、少年二段階障害飛越は中山駿汰(養父中)がそれぞれ栄冠を手にした。
相撲の成年個人は杉本弘樹(愛知・日体大)が決勝でリビル・クリストファー(神奈川・日体大)を破り、頂点に立った。成年団体は鳥取が2年ぶり4度目の優勝を果たした。
バドミントン成年女子は、パリ五輪銅メダリストの松山奈未(再春館製薬所)を擁する熊本が決勝で岐阜を下し、2年連続8度目の制覇。バレーボールは岡山が成年女子と少年女子で優勝した。
■「いい思い出に」「恩返しできた」
馬術で兵庫の中高生が輝いた。少年リレーは西脇工高3年の大谷永吉、同2年の文志兄弟が3度目の挑戦で初の頂点に。表彰台では兄が弟を抱きかかえ、「いい思い出になった」と笑った。