伊丹市で地域医療の体制が窮地に立っている。市立伊丹病院(同市昆陽池1)との統合を2027年度後半に控える近畿中央病院(同市車塚3)が、深刻な経営状況のために3月末で診療を休止する。当初の計画では25年度内に統合新病院を開院する予定だったが、入札不調や土壌汚染工事で工期が約2年延び、統合まで待てなかった。異例の事態に市は対応に苦慮する。(貝原加奈)
市は、市立伊丹(病床数414床)に近畿中央(445床)の機能を統合し、新たな高度急性期病院に生まれ変わらせる計画を20年から進めてきた。医療人材不足や変化する医療需要に対応するため、新病院は阪神地域で最大規模の602床を予定する。























