9日、台北市で開かれた安保関連の討論会(共同)
 9日、台北市で開かれた安保関連の討論会(共同)

 【台北共同】台湾の蕭美琴副総統は9日、ウクライナや中東の紛争で無人機や人工知能(AI)の重要性が浮き彫りになったと述べ、防衛力のハイテク化を加速させる考えを表明した。台北で開かれた安全保障関連の討論会で話した。日米欧の専門家らが出席した。

 蕭氏は「無人機技術の進化が戦場を一変させた。費用対効果の高い防空システムの整備が急務になっている」と指摘した。情報分析や迎撃、後方支援などへのAI導入もさらに検討する必要があると述べた。

 「半導体やIT、精密製造業の分野で台湾には大きな強みがある」とした一方、技術の進歩を取り入れる上で官僚的なプロセスが障害になっているとの認識も示した。