３１日投開票の新温泉町長選には、再選を目指す現職と元町議の新人が立候補した。人口減少対策、新型コロナウイルスの収束後を見据えた産業の活性化策など４項目について、考えを聞いた。（原則として原文のまま）

【１】この４年間の町政の評価は

　５０点

　町民の声を聞いて、すぐやる姿勢は評価する。一方、できることはやるが、賛否の分かれる大きな事案については、手を付けていないものが散見される。

【２】人口減対策、移住定住促進にどう取り組むか

　高齢化は地域で支え合う環境づくりを。少子化対策には、子どもを産み、育てたい、と考える年代が必要。人口減少への最適解は若者が増えることだ。

【３】産業振興、地域活性化をどう進めるか

　但馬牛、松葉がになど１次産業のブランド力を活用し、観光で選ばれる町を目指す。温泉郷それぞれの特徴を生かして温泉振興につなげる。

【４】医療、福祉の充実にどう取り組むか

　浜坂病院を中心に開業医と連携し、地域医療のネットワーク化を目指す。麒麟のまち圏域で県をまたいで連携し、生活圏に即した「福祉の輪」を広げる。

【特集ページ】新温泉町長選