豊岡市瀬戸の「ホテル金波楼」は、1階の物販スペースを改装し、地元の特産品のルーツを紹介する「但馬の名品ギャラリー」を新設した。但馬牛や豊岡鞄(かばん)、同ホテルの運営会社にゆかりのある「松葉かに」など六つの名物について、歴史や誕生秘話をそれぞれパネルで説明。名品や名所にまつわるエピソードをPRすることで、土産を選ぶ楽しみを増やしてもらう狙い。(阿部江利)
同ホテルは1934(昭和9)年の創業で、物販スペースの改装は約半世紀ぶり。同スペースが営業していない時間帯も宿泊客らが楽しめるよう、1階の3分の1に当たる100平方メートル強を名品ギャラリーに刷新した。