河川敷を飛び交うツバメ＝豊岡市赤石
河川敷を飛び交うツバメ＝豊岡市赤石

　無数のツバメが一斉に寝床へ戻る「ねぐら入り」が夏のこの時期、豊岡市の円山川河川敷で見られる。日没のピーク時には数万羽が飛び交い、夏の夕暮れ空で乱舞していた。（丸山桃奈）

　ねぐら入りをするのは、多くが今年生まれたツバメ。ひなは軒下などで見られる巣から独り立ちすると親元を離れ、南へ渡る前に、巣立ったばかりの仲間と集団で過ごす。夜は湿地や河川敷に広がるヨシ原を寝床にするという。