寒気や湿った空気の影響で、兵庫県の豊岡市街地では22日、この冬初めて雪が積もり、まちが白く染まった。
神戸地方気象台によると、同日午前中の最大積雪は豊岡で2センチ、兎和野高原(香美町)で53センチだった。
豊岡市街地では午前中、断続的に雪が降り続き、住宅の屋根や道路が雪化粧した。歩道を除雪する住民や傘を差して肩をすぼめながら足早に歩く人の姿も見られた。同市寿町で雪かきをしていた男性は「本格的な雪かきはこれから」と、困惑した表情で話した。
おじろスキー場(同町村岡区小代)はこの日、予定通り今季の営業を始めた。
同気象台によると、23日は県北部で昼前まで雪や雨が降る見込みという。(丸山桃奈)