貨客混載の実証内容をオンライン形式で発表する近畿大の学生ら(同大提供)
貨客混載の実証内容をオンライン形式で発表する近畿大の学生ら(同大提供)

 近畿大経済学部の学生と全但バス(養父市)が、同社の高速バスで荷物も一緒に運ぶ「貨客混載実証プロジェクト」を進めている。運行区間である神戸・大阪、但馬の青果や魚介、菓子類などを相互に運搬・販売して消費者の利便性を高めるほか、同社の収益向上にもつなげる狙い。1月末にプロジェクトの報告会があり、学生らが研究結果や今後の取り組みなどを話した。(吉田みなみ)