兵庫県新温泉町芦屋の浜坂県民サンビーチで4日、海開きの神事があり、近くの園児たちが波打ち際で水遊びを楽しんだ。
約500メートル続く砂浜と砂防林の松林は「日本の白砂青松100選」に選ばれた絶景で、キャンプも楽しめる海水浴場として年間約1万人が訪れる。
海開きは浜坂観光協会が主催し、観光関係者ら約30人が参列した。同町浜坂の宇都野神社の中島葵宮司(42)が祝詞を上げ、シーズンの安全を祈願した。
バスで訪れた同町浜坂の浜坂認定こども園の5歳児約30人が、海に入って水遊び。すみれ組の女児(5)は「波に引っ張られて楽しかった。水がめちゃくちゃしょっぱかった」と笑った。
同協会の川夏博志会長(67)は「潜れば魚が見えるほどきれいな海。訪れた人が安全に海水浴を楽しめるよう見守りたい」と話した。
海水浴場の開設期間は、同ビーチが4日~8月17日、同町居組の居組県民サンビーチが7月5日~8月31日。(長谷部崇)