バックヤードツアー参加者の前で芸を披露するカリフォルニアアシカのアマビエ=豊岡市瀬戸
バックヤードツアー参加者の前で芸を披露するカリフォルニアアシカのアマビエ=豊岡市瀬戸

 サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の開催を記念し、兵庫県豊岡市瀬戸の城崎マリンワールドで、カリフォルニアアシカのアマビエ(メス・6歳)とボールを蹴って遊べるバックヤードツアーが11日、始まる。アシカと一緒にボール遊びができるツアーの開催は初めてといい、24日まで。(吉田みなみ)

 アマビエは、体重55キロで小柄という。好奇心旺盛な性格で、飼育されている水槽のガラス越しに来場客と追いかけっこをして遊ぶ姿もみられるという。

 ボール遊びは、飼育員らとコミュニケーションの一環として始めた。当初は鼻先でボールを操る芸を覚えさせようとしたが、約1年前、前足でボールを蹴って遊ぶ方が得意と判明し、飼育員とパスを出し合う練習を重ねてきた。

 ツアーは午後0時半~1時の30分間。前半はバックヤードの調餌場にあるマイナス20度の冷凍庫に入り、リュウグウノツカイやダイオウイカの冷凍標本などを見学する。

 後半にアマビエと対面し、ビニール製のボールを蹴り合ったり、倒立やヘディングなどの芸を間近で見たりできる。

 事前のモニターツアーでは、参加者がアマビエとボールをパスし合い、飼育員に質問するなどした。赤穂市立塩屋小学校6年の岩本陽優さん(11)と4年の高輝さん(9)は「思ったよりも前足の力が強くボールの扱いが上手だった」と笑顔だった。

 飼育員の岡村芽(めぐ)さん(26)は「サッカー日本代表になれるのではと思うほど力強い足さばきに飼育員たちも驚いている。アマビエと一緒にW杯を応援したい」と話している。

 参加は5歳以上で、1人1500円。7歳以下は保護者が同伴する。同施設のホームページから事前予約が必要で、開催日の1週間前から受け付ける。城崎マリンワールドTEL0796・28・2300