阪神・淡路大震災の犠牲者をいたみ、黙とうをささげる児童ら=竹山小学校
阪神・淡路大震災の犠牲者をいたみ、黙とうをささげる児童ら=竹山小学校

 阪神・淡路大震災から30年となった17日、震災の記憶と教訓を次世代に伝える「ひょうご安全の日・丹波地域のつどい」が、丹波市市島町中竹田の竹山小学校であった。児童らが犠牲者を追悼し、震災・学校支援チーム「EARTH(アース)」による講話を聞いた。防災学習のクイズや訓練にも取り組み、大切な命を守る備えについて考えた。(秋山亮太)

 丹波県民局や丹波市、同市防災会などで実施し、20回目。初めに参加者全員で黙とうをささげ、児童らが復興と鎮魂を願って歌い継がれる「しあわせ運べるように」を合唱。児童会の7人が「ひょうご安全の日宣言」を述べた。