能登半島地震で被災し、丹波市の公営住宅に避難していた善本凉子さん(84)が、息子の暮らす宝塚市へと引っ越すことになった。丹波に来た昨年2月末頃は、心身ともにどん底の状態だったが、住民との交流の中で徐々に回復。転居直前にあった地域の集いで「丹波の人との出会いがあったから私は生きていける。本当にありがとう」と語り、お礼に得意の大正琴の演奏を披露した。(那谷享平)
能登半島地震で被災し、丹波市の公営住宅に避難していた善本凉子さん(84)が、息子の暮らす宝塚市へと引っ越すことになった。丹波に来た昨年2月末頃は、心身ともにどん底の状態だったが、住民との交流の中で徐々に回復。転居直前にあった地域の集いで「丹波の人との出会いがあったから私は生きていける。本当にありがとう」と語り、お礼に得意の大正琴の演奏を披露した。(那谷享平)