歩道沿いに咲き誇るマリーゴールド=加古川市野口町水足

 ハリマ化成加古川製造所(兵庫県加古川市野口町水足)北側の歩道沿いの敷地(約1900平方メートル)で、マリーゴールドが見頃を迎えた。同社が地域貢献の一環で毎年育て、鮮やかなオレンジの花が咲き誇る光景は地域の風物詩。朝、通勤途中の人らが足を止めて撮影する姿も見られる。

 マリーゴールドはキク科の一年草(一部品種を除く)。同社は近隣住民らに楽しんでもらおうと、歩道に面した所有地に花畑を整備し、2019年からマリーゴールドを栽培している。

 今年は例年より約1カ月早い4月初旬に種をまき、社員が水やりなどの世話をしてきた。次々と花をつけるので長く楽しむことができる。

 昨年のような8月の猛暑では枯れてしまうため、9月に再度耕して種をまき、「11月ごろまで楽しめるようにしたい」と同社。

 観覧には、同社西側正門前の来客用駐車場(午前8時~日没)を利用できる。(増井哲夫)