加古川市野口町良野の「松風ギャラリー」の音楽ホールで約３０年前から使われているグランドピアノが、約４カ月の分解整備（オーバーホール）を経て戻ってきた。世界三大ピアノメーカーとされるオーストリアの名門ベーゼンドルファー社製のグランドピアノ。分解整備は数百万円が必要で、同市が個人からの寄付を原資に初めて実現した。２１日には「お帰りコンサート」が開かれ、約１００人が音色に聞き入った。（斎藤 誉、児玉芙友）
名器ベーゼンドルファー、美しい音色再び 松風ギャラリーのピアノ、分解整備が完了 費用560万円、寄付で実現
印刷
