神戸新聞NEXT
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 高砂市長選の投票が市内各地で進んでいます。これに合わせて、神戸新聞では「出口調査」を行っています。当落や情勢をいち早く伝える選挙報道には欠かせないツールです。

 出口調査は、投票所の近くで投票を終えた人に、誰に投票したかなどを答えてもらいます。調査は匿名で行い、回答が他人に知られたり、記録に残されたりすることはありません。

 このデータを集計し、一定の差がついていれば、情勢取材も加味して、開票作業が始まる前でも当選確実と判断できるわけです。

 高砂市長選では、元市職員の新人と再選を目指す現職、兵庫県内初の首長を狙う日本維新の会の新人が、三つどもえの争いを繰り広げています。

 既に期日前投票でも出口調査を行い、ある程度の傾向が表れつつあります。ただ、期日前の結果だけを頼りにすることはできません。

 前倒しで投票に訪れるのは、政党や支援団体の人だったり、選挙戦の最中に風向きを変える出来事があったりすれば、投開票日の傾向が違う可能性があるためです。

 このため、期日前と当日の出口調査のデータを総合的に判断することになります。この結果を投票終了後、速やかにお伝えしたいと思います。