パリ五輪陸上女子1500メートルに出場した加古川市出身の後藤夢選手(24)。自身初となった五輪で、自己ベストに並ぶ記録を出した。大舞台に立った気持ちや古里加古川への思い、今後について語った。(聞き手・宮崎真彦)
■「変化恐れず挑戦続けたい」
-出場が決まった時の心境は。
「(出場権が懸かる)日本選手権で思うような結果が出せなかった。その1週間後ぐらいに(追加招集の)連絡があった。連絡が来る前日、切り替えて来年の世界陸上を目指す話をコーチとしていたところだったので信じられなかった。私が出ていいのかという思いもあった」