100人の署員を前に阪神・淡路大震災の経験を語る下村政美警部補=加古川署
100人の署員を前に阪神・淡路大震災の経験を語る下村政美警部補=加古川署

 阪神・淡路大震災の経験を継承しようと、加古川署は14日、署員が業務内容を語る「伝承教養」を署内で実施した。生活安全第1課の下村政美警部補(52)が署員約100人に体験を話した。「災害があれば、自分や家族も被災者になり得る。それでも警察官は県民のために働かないといけない。日頃の備えが大切になる」と後輩にアドバイスした。

■東日本大震災では現地派遣も

 31年前、下村さんは3年目で県警本部の会計課勤務だった。神戸市内の寮に住んでおり、就寝中に「ドン」という音で目が覚めた。最初は「クレーンが寮の壁に当たったのかと思った」と振り返る。