【ドーハ共同】イスラエル軍がパレスチナのイスラム組織ハマス幹部を狙ってカタールで実施した空爆を受け、アラブ諸国の首脳らは15日、カタールの首都ドーハで会議を開いた。イスラエルの空爆を「卑劣で違法」だと非難し「(攻撃を)正当化しようとするあらゆる試みを拒否する」などとする声明を採択した。
声明はイスラエルによるパレスチナ人攻撃を阻止するため、イスラエルへの制裁や武器などの供給停止、外交と経済関係の再検討など、可能で効果的な措置を取るよう全ての国に呼びかけた。
またカタールについて、パレスチナ自治区ガザの戦闘を終結させ、ガザで拘束される人質を解放するための「主要な仲介役」とした。