ノルウェーで水揚げされ、冷凍せずに空輸する旬の天然サバ「サバヌーヴォー」が19日、日航機で羽田空港に到着した。大ぶりの身に脂が乗って甘みがあり、水揚げから最短60時間で運んで新鮮さを保つ。今年で5年目となり、秋の風物詩として定着を図る。
日航グループの商社「JALUX」が、フランス産ワインの新酒ボージョレ・ヌーボーにちなんで命名。脂肪率30%以上、重さ500グラム以上が基準で担当者を現地派遣して厳選する。
日本のサバ消費量の約半数がノルウェー産で、旬は9月後半~11月初めごろ。サバヌーヴォーはスーパーや飲食店に出荷するほか、日航の国内線ファーストクラスなどでも提供する。