平和を願い世界を巡る活動を始めた第2次世界大戦時の政治指導者らの子孫が22日、日本での活動最終日を迎え、京都市で記者会見した。
東条英機元首相のひ孫英利さん(52)や原爆投下を命じた米国のトルーマン元大統領の孫クリフトンさん(68)らが参加、かつて敵同士だった立場の子孫と直接会話することで「お互いの認識を共有できた」と語り、平和への活動に手応えを口にした。
英利さんは、クリフトンさんとのやりとりはそれまでメールが中心だったといい、直接話すことの重要性を指摘。クリフトンさんは「未来に向かうための旅だった」と振り返った。