【モスクワ共同】ロシア国営の原発運営企業ロスエネルゴアトムは7日、ロシア南部ボロネジ州にあるノボボロネジ原発周辺に6日夜から7日未明にかけてウクライナ軍による無人機攻撃があったと発表した。ロシア側が迎撃した結果、無人機は原発6号機の稼働中の冷却塔に衝突し爆発したとしている。

 発表によると、冷却塔の稼働に影響を与える損傷は確認されず、周辺の放射線量に異常もない。原発は通常通りの稼働が続いているという。

 ロシア側は9月12日にもロシア西部のスモレンスク原発にウクライナ軍の無人機攻撃があったと発表していた。