前橋市の小川晶市長が、市職員の既婚男性とラブホテルで複数回面会した問題を巡り、市民との対話集会に臨む方向で調整していることが12日、複数の関係者への取材で分かった。支援者が13日に市内で主催する。小川氏は市民から意見を直接聴き、出処進退を判断する意向を表明する一方、具体的日時や形式は明らかにしていなかった。
関係者によると、集会は事前予約制で6回に分けて実施。各回ともに定員20人で前橋市民に限定し、時間は50分としている。支援者の交流サイト(SNS)では「一連の騒動について市長に直接聞いてみよう!」と呼びかけている。
小川氏は9月下旬、男性職員と2月ごろからホテルで10回以上会ったと認めた一方、男女関係を否定した。今月10日からは小川氏の個人事務所にコールセンターを開設。市民の声を聴く方法の一つと位置付けている。